MTAセメントを使って歯髄保存

MTAセメントを使って歯髄保存

大阪市西区心斎橋北堀江の吉川歯科医院です。

7月中旬から左上6に冷温反応が強く

あちこち診療所を回り詰め物をやり直すが改善されず来院

CT画像をみると左側上口蓋根が露髄しています

MTAセメントを使って歯髄保存

マイクロスコープ下で充填物を除去したところです

口蓋根歯肉縁下中央部で露髄

近心よりに軟化牙質が残っているのが見られました

MTAセメントを使って歯髄保存

マイクロスコープかで

感染歯質 露髄面をマイクロエキスカを使い

綺麗にした上で生理食塩水を使い止血し

MTAセメント塗布しました

殺菌力が強く生態親和性も強いのでこれで経過観察をしていきます

 

 

MTAセメントを使って歯髄保存

口蓋根が歯肉辺縁より3mm下まで

カリエスが進行しており

歯髄の炎症が治まれば歯冠長増大術(歯質を歯肉縁上に出す手術)

が必要です

歯茎の治りを待ち

歯髄保存と修復をおこなうことが出来ます

 

MTAセメントを使って歯髄保存